イチゴ:バラ科の多年草。可食部は花托の発達したものであり、表面に分布する粒粒がそれぞれ果実である。このような形態をとるものをイチゴ状果という。独特の良い香りがあり、属名の由来にもなっている。11月〜翌年の5月が出荷最盛期になりその時期が一番美味しい時期だと言われている。
日本のいちごの品種
とよのか:九州を中心に広く栽培される。酸味が少なく大粒で甘い。(粒が大きいほうが甘い)
女峰:主に東日本で栽培されている、甘酸っぱい味が特徴。
とちおとめ:栃木原産。女峰より粒が大きく甘さも強い、日持ちが良い新品種。
とちひめ:中まで色が赤く甘さが強い、果実が軟らかいため観光イチゴ狩り用。
アイベリー:普通のイチゴの2・3倍の大きさ。愛知県で育成されたことからこの名前が付いた。

いちごの日本国内への輸入状況・自給率について
秋口は、露地物とハウス物の端境期になるので、生食用のイチゴはほぼ全量を輸入に頼ることとなります。この時期、ケーキの材料には乾燥物や冷凍物のイチゴが用いられるため、味が極端に落ちる傾向がある。生鮮イチゴの主な輸入元はアメリカで、ついで韓国、ニュージーランド、オーストラリアである。冷凍イチゴの主な輸入元は中国で、ついで韓国、その他タイ、メキシコ、オランダ、チリなどから輸入されている。
しかし、日本国内のいちごの自給率は84%と比較的安定している。もっと輸入を減らし国内から他の国へいちごの加工食品などを輸出するくらいの自給率にあげていくのが目標です。
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