トウモロコシ:イネ科の一年生植物。穀物として人間の食料や家畜の飼料となるほか、デンプンや油の供給源としても重要で、年間世界生産量は6億トンに達する。日本語では地方により様々な呼び名があり、トウキビ、ナンバ、トウミギ、コウライキビなどと呼ぶ地域もある。
トウモコロシの品種
スイートコーン(甘味種): 食用。茹でる、焼く(焼きトウモロコシ)、蒸すなどの調理方法がある。また、加工食品用の材料でもあり、例えばコーンフレークやコーンミールなどの材料にもなる。
ポップコーン(爆裂種): 菓子のポップコーンを作るのに使用する。
デントコーン(馬歯種): 家畜用飼料やデンプン(コーンスターチ)の原料として主に使用。
フリントコーン(硬粒種): 食用・家畜用飼料・工業用原料に主に使用される。
トウモロコシの日本国内への輸入状況・自給率について
トウモロコシは、世界中で年間約5億〜5億9千万tほど生産されています。
主な生産国は、1位がアメリカで2億4千万t(約41%)、2位が中国で約1億t(約20%)、3位がブラジルで3.3千万t(約6%)、その他アルゼンチン、南アフリカなど。
日本の輸入量は1.6千万tで、その内の95%がアメリカから輸入されています。
では日本ではどのくらい生産されているのか?結構多いイメージを持つ人も多いと思われますが、なんと自給率0%! なんと、0%なのです。 あまりの生産量が少ないため、1%にも満たないのです。とうもろこしは非常に栄養分が高い食品なので、これからはもっと国内で生産していく事が国の食品自給率を上げるのに大いに貢献するに違いありません。
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