牛乳食料自給率解説ページ

食糧自給率の計算方法
供給熱量総合食料自給率(カロリーベース)=国民1人1日当たり国産供給熱量÷国民1人1日当たり供給熱量
品目別自給率(重量ベース)(例:牛乳の自給率)=牛乳の国内生産量÷牛乳の国内消費仕向

牛乳(ぎゅうにゅう):ウシ科の動物牛の乳汁である。タンパク質やカルシウムや脂肪などの栄養成分が豊富に含まれる。

食品としての牛乳

飲用のほか、各種乳製品の原料や、スープやクリームシチューなどの煮物、粥、フレンチトーストなどの料理、ケーキ、洋菓子などのさまざまな製菓原料にもなる。砂糖を加えて煮詰め、ミルクジャムを作る家庭もある。
飲用にする場合、加熱したり冷却して、そのまま飲むほか、砂糖、鶏卵、蜂蜜、ジャム、ジュース、きな粉、などを好みで加える場合がある。また、コーンフレークなどのシリアル食品にかけて食べることも一般的である。
食用意外でも、入浴剤として利用される場合などさまざまな用途に牛乳は使われています。栄養分も非常にある。特にカルシウムは高く成長期に飲むと身長が伸びたりするという話も良く聞かれる。ミルクは哺乳類の最初の牛乳ほどほど完全な栄養食品はありません。なぜならミルクには、良質なたんぱく質や脂質、カルシウムなど小さな命を育てるために必要な栄養がいっぱい入っているのですから。



牛乳の国内自給率と輸入状況

牛乳の自給率は100%だと思ってる方も多いと思います。実は牛の食べる食料などは、ほとんど海外からの輸入なのです。そのことを考えると決して自給率は高いとは言えません。実質日本での自給率は数字上42%になっています。かといって、国産のエサを使ってしまうと牛乳の値段が高騰してしまい、消費者が離れてしまう現象がおきてしまいます。現在スポーツドリンクなどの清涼飲料水などに取って代わられ牛乳の消費量が落ち込んでしまい、生産者は厳しい状態になっていると言ってもいいかもしれません。牛乳の品質向上、そして消費者にもっと飲んでもらえるような、キャンペーンなどを積極的に行っていく必要があるかもしれません。


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