ホタテガイ:ウグイスガイ目イタヤガイ科に分類される二枚貝の一種。食用として重要な貝類の一つである。殻の形が、秋田藩主の佐竹氏の家紋に似ていることから秋田貝とも呼ばれる。東北地方から北海道、オホーツク海まで分布し、浅い海の砂底に生息する。
食品としてのホタテ
食用として多く漁獲されるが、現在では養殖もされている。 調理方法にも依るが、近年では生後一年程度の物稚貝から、3-4年ほどかけて大きくした物まで、幅広く流通している。刺身や煮込み、バター焼き、スープ、干貝など様々な料理で使用される。
アミノ酸、グルタミン酸、コハク酸やタウリンなどが豊富に含まれている。ホタテガイ特有の甘味はグリコーゲン由来である。
ホタテは寒いところに生息しており、日本では東北地方、北海道が主な生息地。
天然のホタテは水深10〜30mに生息します。養殖のホタテは、プランクトンが豊富で、波が穏やかな所が生息適地です。日本以外ではアジア極東地域と北米大陸の太平洋岸・大西洋側、ヨーロッパの大西洋岸、南米大陸の太平洋岸、オーストラリア、ニュージーランド周辺などにも生息しています。
ホタテの国内自給率と輸入について
漁業形態は垂下式養殖と、海底に地撒きした物を小型底びき網による漁獲の二つが代表的である。小型底びき網による方法の場合、区画漁業権に基づく稚貝の地まきによる増殖が同時に図られている。
現在の国内の自給率は100%を超えており、貝殻も他の資源に使われ、チョークなどとして有効的に使用されています。
このままの自給率をずっと維持して欲しいところです。
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