梅干し(うめぼし):ウメの果実を塩漬けした後に日干しにした塩漬け。漬物のひとつ。
梅干による効用
唾液の分泌を促す:クエン酸の酸味が唾液の分泌を促して消化吸収を良くするとされる。
疲労回復などの薬効:クエン酸の効能のほか、各種薬効があるとされる。そのために、病人食はおかゆと梅干が定番である。
抗菌・防腐:抗菌の効能があるとされる。
成分:たんぱく質・脂質・カルシウム・リン・鉄分・ビタミン・有機酸

梅干の輸入状況と国内自給率
国内では紀州(和歌山県)の梅干しは有名。みなべ町や田辺市は一大生産地で、南高梅と呼ばれる品種のウメを用いた梅干しが最高級品とされる。
自給率はと言うと、近年特に日本の梅農家が打撃を受けているのが、低価格の中国産梅干しの輸入が急増したことです。その輸入量は日本で消費される梅干しの約半分にもなります。約50%は中国の物なのです。梅干と言うと日本のイメージがありますが、実は今の現状は半分もの梅干が海外の物なのです。
今の梅干しは塩だけで作った物が非常に少ないのです。つまり化学調味料が含まれている梅干しが多いという事。
もっと国内で生産を増やし、流通させることが自給率の向上につながります。少しずつでいいので、輸入を減らし日本の農家に食材をもっと作りやすくする環境と安心で安全な食卓をを政府には作って欲しいものです。
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