片栗粉食料自給率解説ページ


食糧自給率の計算方法
供給熱量総合食料自給率(カロリーベース)=国民1人1日当たり国産供給熱量÷国民1人1日当たり供給熱量
品目別自給率(重量ベース)(例:片栗粉の自給率)=片栗粉の国内生産量÷片栗粉の国内消費仕向

片栗粉かたくりこ):ユリ科の多年草カタクリ(片栗)の根から得られるデンプンを精製した粉。現在においては、市場に出回っている片栗粉の大半はジャガイモから取ったデンプンである。カタクリから取った本来の片栗粉の生産量はごくわずかで、非常に高価である。

片栗粉の用途

デンプンは加熱により水を含んで糊化するが、この性質を使って主に中華で料理にとろみをつけるために使われる。なお片栗粉と同量の水で溶かしてから加えなければとろみはつかない。片栗粉のみをいくら料理にいれてもとろみは決してつかない。
また、魚や肉など、うまみや栄養を肉汁として外に出さない為に材料の表面にまぶして使用される。揚げ物では竜田揚げ、酢豚などが代表例。
病気などにより嚥下が困難な場合に、食品に片栗粉でとろみをつけて食べやすくすることが行なわれる。

片栗粉の輸入状況・国内自給率

片栗粉の国内自給率は102%と国内自給率の目標を達成しています。現在の片栗粉はじゃがいものでんぷんを使用しているため、北海道で非常に多く作られています。この自給率をずっとキープしてほしい食材ですね。


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