油食料自給率解説ページ

食糧自給率の計算方法
供給熱量総合食料自給率(カロリーベース)=国民1人1日当たり国産供給熱量÷国民1人1日当たり供給熱量
品目別自給率(重量ベース)(例:油の自給率)=油の国内生産量÷油の国内消費仕向

油(あぶら、ゆ):動物や植物、鉱物などからとれる水と混じらない可燃性の物質。常温で液体のものを油、固体のものを脂と使い分けることがある。用途としては、食用、燃料用、潤滑油、産業用などさまざまに大別される。

食用油脂の輸入状況、種類など

サラダ油(サラダゆ、サラダあぶら、サラダ・オイル)

油脂の一つで、大豆・菜種・トウモロコシ・オリーブ・綿実・米等を原料に作られる植物油のことです。二種類以上の植物油を混合して作られたサラダ油は調合サラダ油と呼ばれ、食用油で一番使用されています。

オリーブ・オイル(オリーブ油)

オリーブの果実から得られる植物油。ヨーロッパのほうでは頻繁に使用される。サラダやムニエルなどに使われたりします。

ラード(lard)
豚の脂を精製した食用油脂で、豚脂ともいう。常温では、白色のクリーム状で、融点は摂氏 27 〜 40 度である。ちなみに牛の脂肪から作られた油脂はヘットと呼ばれ、融点はラードより高い。

バター(butter)

乳を原料とした食用油脂で乳製品のひとつです。牛乳を原料とするのが一般的な製造方法です。乳中の脂肪分を凝固させて作り、常温ではわずかに黄色味をおびた白色の固体です。100gのバターを作るために原料乳は約4.8リットル必要とされる。パンに塗ったり、食品を焼くときに使用したりします。


油脂類の日本国内への輸入状況・自給率について

油脂類の自給率:13% (植物油系自給率:2% 動物油自給率:72%)

油脂類自給率(%)

   1960年 1970年 1980年 1990年 2000年 2002年
油脂類 油脂類(品目別自給率) 42 22 29 28 14 13
植物油脂(品目別自給率) 31 11 7 4 3 2
動物油脂(品目別自給率) 60 46 94 113 70 72

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